幼いわたしの唯一の気持ちの救いは、いつも父が優しく愛してくれたという現実だけだった。



それは確かな自信であり、今もその唯一のあったかさで保たれた。




あの頃わたしは甘えん坊で泣き虫で幸せだったんだ。