家に帰る途中…

…ん?あれは、
奈緒が歩いていた
俺はまた心臓が
高鳴るのがわかった

「…奈緒?」

「あ…あなた…だ…れ?」

奈緒は、俺のこと
知らないんだっけ<emj:162>
てか泣いてるのか!?

「わりぃ…俺は、田巻愁。
おい、泣いてんのか?」

「田巻くん…?泣いてないよッ」

目の前には、無理やり
笑顔を作る奈緒がいた
そんな奈緒を見て俺は

ポンポン…

「えっ//」

「泣いてんだろ?俺んちくるか?」

「あ…りがと…」

と言った奈緒はまた小さく
微笑んでいた