悠太と
亜衣花が
付き合い始めたのは
高1の春...
キッカケは
お互いの
一目惚れ。
それと

亜衣花は
私の
友達だったから

そう−。
間違いなく
私が
キューピットだった。

私が同中の香澄と
2人で
入学式の時に
声かけた。
今では
亜衣花.私.香澄は
どこから
見ても親友。

亜衣花が
憎いわけじゃない。
亜衣花は
素直でちっちゃくて
可愛い。
だから余計
嫉妬する。

亜衣花さえ
居なきゃ・・・

ううん。
亜衣花は
ちゃんと親友。
あたしだって
亜衣花が
悠太の彼女で
嬉しい。

けど・・・
亜衣花は
モテるから
他の人でも
いいでしょ?

他の男も
亜衣花に
釘づけ。

それなのに
悠太まで
私から
奪ってゆくの−?

返して・・・

なんでもするから・・・

けど
悠太の気持ちは
私じゃない。

悠太の気持ちは
間違いなく
亜衣花に
続いてる。

だから
私は
逃げる。

卑怯
最低
汚い

何とでも
罵れ。

私だって
楽になりたい。
愛されたい。

それが
悠太じゃなくても・・・