だって
あったのに・・・

いつまでも
夢から
抜け出せない私。

とっくに
目覚めているのに

だけど・・・
なんか妙に
リアルで・・・

悠太が
最期に
言った言葉が
耳から離れなくて・・・

【最期くらい
もっとカッコつけ
たかったよ・・・】

ハルさんの
唇が
忘れられなくて・・・

とにかく
生々しい感じ・・・

そんな中
いつものように
学校に行かなきゃ
行けない

憂鬱だあ・・・

いつも憂鬱なのに
こんな日は
特に憂鬱だ

私以外
なにも変わらない
日が
また始まる。