携帯が鳴る

......高橋アスカ......

「雌だよ、金色の目の」

「.....................ルナ」
「子猫の名前....ルナ。」

「なんで?」

「今日は満月だから」

「俺、匠。杉木匠」

「あたし、アスカ。高橋アスカ」

「.......うん。知ってる。」