「奏くん最近、暗くない?」 「そりゃそーだよ。 大事な人が殺された上、 みんなに避けられてるし‥」 奏くんには僕がいるよ。 だから 前みたいに笑顔を見せてよ。 一週間経った頃、 奏くんは犯人を捜し始めた。 僕を探し始めた。 早く見つけて。 それで いつもは見せない、 奏くんの表情や感情を僕だけに見せてよ。 一ヶ月後。 「君なんだろ?」 やっと見付けてくれたんだね。 奏くんのそんな怒った顔も 僕、大好きだよ。