でも何で分かるのだろうと考え込んだ俺に 細く色白の腕が腰に回された 目が合ったかと思うと いきなり目を逸らし サキは背伸びをし、耳に一言囁いた 『私が純の゛メグミ″になってあげる』 ただ一言と熱い吐息を纏うキスを耳に残した‥- そして、この日から 俺はサキを追い出せなくなった。