君に.....







「謝る気ないの?」



あたしが悪いのはわかってる


だけど謝るのは納得いかない



「このこと、古澤にばれてもいいの?」


「いいよ!勝手にすればいいじゃん!」


「だめ!!」




美波ちゃんは、泣きながらとめてきた。



「好きな人に悪くおもわれたくないでしょ?謝ってなんかほしくないから……」



ほんと純粋なコ。


どうせなら、きらわれたほうがけじめがつくよ



「言いたかったら言えばいいよ!だけど…悪かったって思ってる」




あたしは、そのままクラスのとこへ走った。