あ い た く




「今からでも遅くないかな?


結依ちゃん俺に囚われてくれる?」




いつか聞いた流生さんの言葉



「…あたしでいいの?」


「結依ちゃんがいいの」



頬に流れる涙を指で払う



「結依ちゃん…約束する」


「…?」



ニッコリ微笑むとジーンズのポケットから取り出せれたモノ




「田舎からまっすぐ来たからコレしか用意できなかったけど…」




あたしの左手を持ち上げると…


ゆっくりと薬指に収まる指輪