あ い た く



だからだったんだ…


納得していると更に流生さんが頭を下げた




「ホントごめん…最低な抱き方をした


結依ちゃん初めてだったのに」


「え?…気付いてたんですか?」




そう、流生さんの言うとおり


あたしの初めては流生さん



キスもそれ以上も



でもあたしの"初めて"をあげてもいいって思ったから…



「そりゃーね…反応を見れば分ったよ」



少しだけ笑みを見せると真面目な表情に戻り絡めた指を解く




「でも…一度も"嫌だ"って言わなかったよね

一生懸命俺に答えようとしてくれる結依ちゃんに触れて…感じて


何かがふっ切れた気がした」