「ホントは捨ててしまおうと思ってた
そんな人現れないし、俺は誰も愛さないって…
固く決心して俺は故郷を離れたから」
「……」
「それからはホント結依ちゃんに言えない様な生活を送ってた
毎晩違う女抱いて…蓮の影を探してた
女抱いてないと狂ってしまいそうで…ってその時点でもう狂ってたね」
そして流生さんは懺悔するみたいにあたしの指に自分の指を絡めた
「本当の事を言うとね…
結依ちゃんを抱いた日、あまり記憶がないんだ」
「え?」
「気が付いたのは結依ちゃんが"痛い"って俺の腕に爪を立てた時
その後の事は俺の意思でした事だけど…」

