「可愛いぃ―――!!」 キラキラと少年の様に目を輝かせてある一点を見つめる配達人 その視線を追って振り向くと 部屋を仕切っている扉の隙間から顔を覗かせる"むぎ" 配達人の声を聴いてか"にぃ"と声を上げて よちよちと寄って来る 「ちっちぇーー!!」 興奮したように宅配人が声を漏らすと今度は視線をあたしに向けた 「生後どのくらい?」 「たぶん1ヶ月ぐらいです」 「こんな小せいの初めて見た、名前なんてーの?」 「"むぎ"です 麦茶の"むぎ"」 「そっかぁ、抱いてもいい?」