「そうかな」 慣れた手付きでハンドルを捌く 「でも…」 「ん?」 意味ありげに言葉を途中で区切る流生さん 「結依ちゃんは変わらないね」 「え?」 何が?と疑問が浮かぶ 「メイクしてても…してなくても…ね」 視線だけ助手席に流してニッコリと笑う 「初めて会ったときはメイクしてなかったのに 今日はしてるんだね」 「……」 「メイクしてる時もキレイだけど してない時の方が俺は好きかな」