「むぎ~流生さんがお土産だって」 隣の部屋に足を向けた でも袋をガサガサさせてもむぎがやってくる気配がない 「むぎ?」 おかしいなと首を傾げながら隣の部屋を覗く すると… 「―――――むぎ?!」 ベッドから首だけを出し苦しそうにしているむぎがいた そばには何かを吐き出した後 「え?やだっ!どうしたの!」 「ちょっと上がるよ!!」 あたしの只ならぬ声を玄関で聞いていた流生さんが部屋に入ってきた 「やだっどうしよ…むぎ!!」