俺はその痛い目に我慢出来んくなって、
「だぁぁあっ!!分かった!分かったから!!とりあえず、普通に立ってくれ!こっちこそ頼むからっ!」
「!!言うたなっ!今、『分かった!』て!ええんやな?」
「……チッ。勝手にせぇ…。」
「ょっしゃぁぁあ!!」
「良かったな。小枝ちゃん。」
「おんっっ!」
こんときは完璧俺の負けやった。
でも、まさか21にもなってマネージャーやってくれるとは、思わなかった。
今、小枝はマネージャーになるため、そういう芸能関係の専門学校に行ってる。
だから今では、少しの時間しか俺らのマネージャーやれてないけど、小枝はほぼ毎日、俺達のストリート漫才に顔を出す。
絶対学校で疲れてるはずやのに…。


