その後、俺は学校を辞めた。






すごく精神的ショックは大きかったが仕事を辞めようとは思わなかった。








俺には仕事しかないから、唯一史弥が俺といてくれた理由が仕事だったから。












それから死ぬほど頑張った。















あのときバカにした奴らを見返すために。














そして、俺は独りでずっといた。











いや、独りが楽だ。














信じられる人なんてこの世にいない。












だったら独りでいよう。




























その考えを変えたのが遼くんだった。














.