「光ちゃーん。 早くー。」 「ごめん。 今行く。」 帰りの支度も終え、2人でテレビ局を出た時だった。 なんだか外が騒がしい。 どうしたんだろう。 ………えっ 衝撃的だった。 目の前に広がる光景は、いつものような賑わう華やかさなど微塵も感じられず、ものすごく残酷で悲惨だった。 何が起きているの… 俺は放心状態だった。 背後から狙われていることに気付かずに……。