【完】スマイリー☆症候群




「トイレに行きたいのだろう?」

「は? 違ぇよ!」

「ち、違うのか」

「んな意味不明なこと言ってねーで、とっとと寝ろよ」


呆れた清水の声に「ああ」と返すしかなかった俺は、直に夢の中へと落ちていった。


――ガサッ。


「……っ」


何処からか物音が聞こえ、俺は不意にも目を覚ます。

ハッと思い、直ぐに隣に目をやるが……そこに清水の姿はなかった。

くそっ、清水はどこに……!

枕元にあるライトを点けると、俺はすかさず清水と物音の正体の捜索を開始する。

そして――。


「……何物だ! そこで何をやっている」


ついに俺は、こそこそと動く怪しい人影を捉えた。