【完】スマイリー☆症候群




「何てったって……」


清水くんは目を三日月の形にして、口角を両端にクイッと上げてみせる。

それが何を意味していのるか……はっきりとはわからないけど、その表情から彼が何かを企んでいるに違いないということが、なんとなく伝わってきた。

ゴクリ。

どこからか湧き出てくる緊張感。

何故か煩くなる鼓動は、トクトクと高鳴っていく。


「しりとりゲームと言うだけで、通常のしりとりでは存在しない“罰ゲーム”がついてきてしまうのだから!」


私達の顔をぐるりと一望した後、清水くんは自信たっぷりな笑みで大いに声を響かせる。

それから、ハッハッハッと何とも誇らしげに微笑んだ。

ば、罰ゲーム!?



「罰ゲームって……?」


彼の口から飛び出した意外な言葉。

まだ理解出来ていない私は、発言者の清水くんに恐る恐る尋ねてみる。