「何てったって……」
清水くんは目を三日月の形にして、口角を両端にクイッと上げてみせる。
それが何を意味していのるか……はっきりとはわからないけど、その表情から彼が何かを企んでいるに違いないということが、なんとなく伝わってきた。
ゴクリ。
どこからか湧き出てくる緊張感。
何故か煩くなる鼓動は、トクトクと高鳴っていく。
「しりとりゲームと言うだけで、通常のしりとりでは存在しない“罰ゲーム”がついてきてしまうのだから!」
私達の顔をぐるりと一望した後、清水くんは自信たっぷりな笑みで大いに声を響かせる。
それから、ハッハッハッと何とも誇らしげに微笑んだ。
ば、罰ゲーム!?
「罰ゲームって……?」
彼の口から飛び出した意外な言葉。
まだ理解出来ていない私は、発言者の清水くんに恐る恐る尋ねてみる。

