――……
「さあさあ、気分ものってきましたところで、まずはしりとりゲームだ!」
「しりとり!?」
「フっ。お前……意外と幼稚なんだな」
――ゴツッ!
それは一瞬の出来事。尋常じゃない程のスピードで、清水くんの拳が見事に植木くんの頭にクリーンヒットした。
「こほん。今俺が言ったのは、ただのしりとりなんかじゃねーんだ。……って言うのも、しりとり“ゲーム”なんだからさ!」
「しりとりゲーム? 何、それ」
「ただ、しりとりにゲームがついただけな気がするけど」
ポツリと、真面目なトーンで呟く椿ちゃん。
確かに、そうだよね。
「ハッハッハー! 甘いな諸君」
突然の高笑いに、私の心臓は一瞬大きく跳ねた。
「それはゲームがつくだけで、全く別物となってしまうのだよ」
大きく口を開け、ガハハと笑う清水くん。
あ、あれ? 何かいつもと喋り方違うよね……!?

