「……そうだ! 今度の休み、皆でどこか出掛けようよ」

「おう、いいなそれ。俺は勿論、賛成だぜ」

「ああ、俺もだ」


笑佳の提案に集まる、賛成の声。

そんな中、私は小さく口角を上げて呟いた。


「今度こそ4人揃って、だね」

「うん」


すっかりと暗くなった空の下。

そこには、暗闇さえも照らすだろう、私の大好きな笑顔がいっぱい溢れていた。



-END-