【完】スマイリー☆症候群




「清水……。実はな、俺宛に果たし状が届いたんだ」

「は、果たし状!?」

「静かに。あまり大きな声で言うな」


まあ、清水が声を上げるのも無理はないだろう。

……って、ん?

何やら、清水に耳打ちをする犬塚。

怪しい。何を話しているんだ。


「植木。お前って本気でサイテーな人間だな!」

「は?」


耳打ちを終えるなり、奴は呆れたように俺の肩に手を乗せた。

サイテー?


「とりあえず、開けてみ?」

「……了解だ」


訳も分からないまま、促されるように俺はゆっくりと封を開ける。


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 植木亮介くんへ

 獲物を狙うような鋭い瞳に
 キリッとした眉。あなたの姿が
 心から離れません。
 6時に体育館裏で待ってます。
 好きです。
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二つ折りの紙を開くと、こう記されてあった。