【完】スマイリー☆症候群




……そう。私の真の目的とは、スーパースペシャルピュアボーイの異名をもつ清水と、天使極まりない笑佳とを“2人きりにする”というものだったのだ。

動き出した策略。

心の中で、上手くいくことを必死に祈る。


「そっか……じゃあ仕方ないね。うん、わかった。清水くんには私から話しておくから、安心してね? ……それから椿ちゃん、今日はちゃんと安静にしてるんだよ?」

「うん、ありがとね。ゴホッ。……本当にごめん、笑佳。じゃあね」

「じゃあ」


――プツッ。


ツー、ツーと、耳許で一定音が鳴り響く。

それが聞こえたのを確認すると、私はゆっくりと右端にある受話器のマークを押した。