……そう。私の真の目的とは、スーパースペシャルピュアボーイの異名をもつ清水と、天使極まりない笑佳とを“2人きりにする”というものだったのだ。
動き出した策略。
心の中で、上手くいくことを必死に祈る。
「そっか……じゃあ仕方ないね。うん、わかった。清水くんには私から話しておくから、安心してね? ……それから椿ちゃん、今日はちゃんと安静にしてるんだよ?」
「うん、ありがとね。ゴホッ。……本当にごめん、笑佳。じゃあね」
「じゃあ」
――プツッ。
ツー、ツーと、耳許で一定音が鳴り響く。
それが聞こえたのを確認すると、私はゆっくりと右端にある受話器のマークを押した。

