ビビるなよ孝治。落ち着くんだ孝治。 そう、何度も自分に言い聞かせ、何とか身構えることに成功する俺。 その時、背後にバタンッと大きな音が。 まさか、後ろから来やがったのか!? そう思い、近くにあった授業用の大きなコンパスを握り締め、ギュッと手に力を入れながら恐る恐る振りかえる。 「てぃやーー!」 俺が、幽霊なんぞに負けてたまるかあぁぁああ! 俺は、無我夢中で木刀(コンパス)を降り下ろした。