「……犬塚、宮永、前原、浅野。安心しろ。お前達にはこの俺がついてる。何かあったときは、俺が絶対ぇ守ってやっからよ」
それぞれの女の子達の瞳を見て、俺はまるで少女漫画にでも登場する王子様みたいに、爽やかにキラリと歯を見せた。
よし決まった、俺!
なんだこの快感は……! ああ、何だか今俺は、皆の憧れのヒーロー気分。
「なーに、“決まったぜ”顔してんのよ」
「千秋、それ同感。ったく、あんたの魂胆見え見えなのよ清水。笑佳も鈴も、そう思うでしょ?」
うっ……。
ダブルショック!
さすがにこの最強2段落としには、俺のピュアな硝子のハートが、パキッとバキッと粉々に砕けてしまいそうになる。
「すんません……」
俺は仕方なく、そう呟いた。
そんな時。

