【完】スマイリー☆症候群



「何か最近、女子といまいち戯れられてねぇんだよな」


机に張り付く俺は、深い溜息を溢す。

ここ数日、宮永と犬塚と仲良くなれてすっごく嬉しいと思う。

だけど、俺には足りねぇんだ。

もう、普通に話してるだけじゃもの足りねぇんだよ。

なんていうかさ。もっと俺は、エンジェルとビーナスと濃密な至福の一時を過ごしてぇんだ!

何かいい方法は……。


「そうだ!」


突然ガタリと音を立てて立ち上がる俺に、何事かと身体を反応させる、周りの皆。

グヘヘヘへ……。

俺、めっちゃ良いこと思いついちゃったんですけど!

――このとき思い付いた“良いこと”が、そう……。

“怪談”だったんだ。

そして、怪談といったらお決まりなのが――。