やっぱり……! 突然の悪寒の原因、白取先生の登場に、私はパニックになり思考回路がまわらなくなる。 その場で立ち尽くす私達。 次第に重くなる、嫌〜な空気。 「べ……」 そんな中、気まずい雰囲気を破ったのは、紛れもなく清水くんの一言だった。 「……べ、別に白取先生のことなんて全然考えてないんだからね!」 「は? 清水……お前、頭大丈夫か?」 「あんたはツンデレか!」 そして勿論の如く、即座に放たれた椿ちゃんのツッコミは大きく空気を震わせた。