【完】スマイリー☆症候群




――……


「お前等……。今日見たことは、“絶対”白取に言うんじゃねぇぞ」


教室への帰り道。清水くんは、急に真剣な表情をして話し始めた。


「ああ、勿論だ」

「了解……!」


漂う神妙な空気。

椿ちゃんと植木くんの返事に合わせ、私も「うん」とみんなに合図を送る。


「俺、初めてあいつに同情したよ」

「……同感」


椿ちゃんは清水くんの言葉に同意を示し、コクリと首を前に傾けた。

と、その時……。


「お前達、教室入らないのか?」


その瞬間、私は今までに感じたことのない悪寒を感じ、ゾクッと身震いした。