【完】スマイリー☆症候群




「「涼香先生……!」」


目の前には社会担当の先生である、涼香先生。

彼女は、綺麗なショートの黒髪に似合う整った顔立ちと、姉御肌なさばさばした性格と明るさで、女子からも男子からも人気がある先生だ。


「え、あの、壁に登る練習してたんすよ。俺等、4人共忍者志望でして……! なはははは」

「忍者志望って……」

「そっ、それより、武藤先生が今話してる男の人、誰だか知りませんか?」


清水くんはギクリと強張りながらも、懸命にごまかしてみせる。