「「涼香先生……!」」 目の前には社会担当の先生である、涼香先生。 彼女は、綺麗なショートの黒髪に似合う整った顔立ちと、姉御肌なさばさばした性格と明るさで、女子からも男子からも人気がある先生だ。 「え、あの、壁に登る練習してたんすよ。俺等、4人共忍者志望でして……! なはははは」 「忍者志望って……」 「そっ、それより、武藤先生が今話してる男の人、誰だか知りませんか?」 清水くんはギクリと強張りながらも、懸命にごまかしてみせる。