「ふーん、なるほど。そういうことか」
腕を組み、小さく吐き捨てる三波先生は、ニヤリと怪しい笑みを含みながら私達を見下ろす。
集会の時や授業の時とはうってかわって、いかにも“俺様”な三波先生。そんな、いつもと素とのギャップが、先生の人気に繋がってるとも言えるんだけど。
「ってか、先生。そういうことかって、どういうことです?」
清水くんは、だらだらと額に伝う汗を右手で拭いながら、呟くように言い放った。
「そりゃあ、お前等の目的の事だ」
「え!?」
「……白取先生、だろ?」
眉を歪めながら、三波先生ははっきりとそう口にした。

