【完】スマイリー☆症候群




「ふーん、なるほど。そういうことか」


腕を組み、小さく吐き捨てる三波先生は、ニヤリと怪しい笑みを含みながら私達を見下ろす。

集会の時や授業の時とはうってかわって、いかにも“俺様”な三波先生。そんな、いつもと素とのギャップが、先生の人気に繋がってるとも言えるんだけど。


「ってか、先生。そういうことかって、どういうことです?」


清水くんは、だらだらと額に伝う汗を右手で拭いながら、呟くように言い放った。


「そりゃあ、お前等の目的の事だ」

「え!?」

「……白取先生、だろ?」


眉を歪めながら、三波先生ははっきりとそう口にした。