「あ、ところであなた達、白取先生どこにいるか知らない?」 急に思い出したように、武藤先生は私達にそう尋ねた。 「白取先生なら、多分職員室っすよ」 清水くんは直ぐに返す。 「あら、そう。ありがとう」 「……おぅ」 「じゃあね。今度は家庭科の授業で会いましょう?」 そう言うと、武藤先生は私達の前から姿を消した。 瞬時にしーんと静まり返る、私達の半径2メートル内。 そして何故か今、私はどこか取り残された感に襲われる。