【完】スマイリー☆症候群




「あ、ところであなた達、白取先生どこにいるか知らない?」


急に思い出したように、武藤先生は私達にそう尋ねた。


「白取先生なら、多分職員室っすよ」


清水くんは直ぐに返す。


「あら、そう。ありがとう」

「……おぅ」

「じゃあね。今度は家庭科の授業で会いましょう?」


そう言うと、武藤先生は私達の前から姿を消した。

瞬時にしーんと静まり返る、私達の半径2メートル内。

そして何故か今、私はどこか取り残された感に襲われる。