【完】スマイリー☆症候群




「……心の病でふ」


その瞬間、室内は一瞬にしてピリッとした静けさに包まれた。

いや、包まれた……というより、覆い尽くされたのだ。


「宮永。“でふ”とは何なんだ?」

「んー、わかんない……。あ、“です”を噛んじゃったんじゃないかな?」


私の後ろに身を隠した2人は、清水に声が届かないようにコソコソ耳打ちをする。

亮介、笑佳。1つだけ言わせて……?

あんた達さっきから、いや、最初から、おもいっきり声漏れてるんですけど! 

それから清水、めっちゃ泣きそうな顔して頭抱えてるんですけど!