【完】スマイリー☆症候群




「IMU捜査団、再出陣!」


ミッション開始のサインが鳴り響く。

少し小さめな私の掛け声により、私達IMU捜査団は一斉に動き出した。


「確か、奴の部屋は2階の筈だ」

「オーケー。じゃあ、早速2階に向かいましょう」

「了解」


細心の注意をはらいながら、私達は息を潜めて進んで行く。

抜き足、差し足……の繰り返しで、出来るだけ物音を立てないように気を付ける。

一瞬の気の緩みが命取りなんだ。


「……よかった。2階には誰もいないみたいだね」

「えぇ」


少しホッとする。

今この状況からして、私の気分はまるで任務中の忍のようだ。

今までに感じたことのない緊張感に、何故だか私は多大な快感を覚えた。