「IMU捜査団、再出陣!」
ミッション開始のサインが鳴り響く。
少し小さめな私の掛け声により、私達IMU捜査団は一斉に動き出した。
「確か、奴の部屋は2階の筈だ」
「オーケー。じゃあ、早速2階に向かいましょう」
「了解」
細心の注意をはらいながら、私達は息を潜めて進んで行く。
抜き足、差し足……の繰り返しで、出来るだけ物音を立てないように気を付ける。
一瞬の気の緩みが命取りなんだ。
「……よかった。2階には誰もいないみたいだね」
「えぇ」
少しホッとする。
今この状況からして、私の気分はまるで任務中の忍のようだ。
今までに感じたことのない緊張感に、何故だか私は多大な快感を覚えた。

