「断る!」 教室中に響き渡るその声に、クラス中が視線を集わす。 「え……どうして? あんた達、親友じゃなかったの?」 「親友だ。だが……」 亮介は朗らかな表情をすると、ゆっくり空を仰いだ。 「「だが?」」 ぐいっと体を寄せて、笑佳と私は亮介に詰め寄る。 それから、真っ直ぐ瞳を向けた。 「俺は、呪われたくないんだ!」 ……はあーーーっ!? 呪われたくない? 何言ってんの、コイツ。 暫くの沈黙を破り、私達を唖然とさせたのは、紛れも無く亮介の突拍子もない発言だった。