「え・・・?いいの?」 「ああ、俺もどっちも食ってみたいしな」 あぁ~ 璃紅は優しすぎるよ~ 「璃紅!ありがと!」 「どーいたしまして」 璃紅はまた、ニコって笑ってくれた。 「お持ちいたしますので、お席でお待ちください」 店員さんがそう言ってくれたので、 私と璃紅は2人で歩き出した。 その時、店員さんは私にコソっと囁いたんだ。 「優しい、彼氏ですね」 私は、振り返って、大きく頷いた。 「はい!」