私もあなたと早くあったまりたい。
彼は私を抱き寄せ、おでこにキスをし、そのキスは唇に落とされた。
深いキスになりつつある私達…

私もだんだんと彼にしがみついた。

そして…彼が私の足の間に腰を…

唇を離すと

「いくよ…安心して大丈夫」

私の不安を察したかのように彼が目を見て言う。それに安心したかのように私はコクッと頷き彼のモノを受け入れる準備をした。

彼は何も言わず
腰を進めて来た。

「うぅ…」

ついに私達は一つになった。嬉しく思う自分がいた。安心をくれた彼…

「やっと一つになれたね暖かいよヌクモリを感じて気持ち良いよ。ずっとこうしていたい」

彼は腰を動かさず私を静かに抱きしめた。私も彼の背中に手を回しそれに答えた。

そして静かに腰を動かしはじめた。
お風呂場には、私達の動いてるお湯の音、私の声そして彼の声
この3つが鳴り響いていたそれは私達を興奮させるには、もってこいの環境だ。

「気持ち良いよ本当に…このまま離れたくない…いや離したくない…」

彼は息を切らしながら私にそっと呟く。

お互いに知らない間、手をカタクカタク握りしめいつまででも離さなかった。

二人の今の行為は
まるで恋人達が時間を惜しむかのように愛し合っているのように見えた。
もしかしたら、キットそれ以上かもしれない。

もう今日で最後かもしれない…
会えないかもしれない…
二人の中でそんな想いが…

そのまま二人はお互いの身体を何回も求めあった

その時はお互いを好きあってるとも気付かない
この気持ちのまま

「一つになれたね…」

彼が少し寂しいそうな顔で言う。

この時は…