気持ちの良い風が吹く…
彼ときたかった。

貴方は私の事どう思ってるの?
私は貴方の事、愛してる
貴方は?

フッと下を見るとクローバー
思わず目が探してしまう
四つ葉のクローバー
あるわけがない!!
見つかるわけがない
でも目が探してしまう

なぜだろう…

「♪♪♪♪♪♪♪」

携帯が鳴った。

「寒いから早くお帰り。帰りは気をつけてね」

彼からだった。
何故こんなに心配してくれるんだろう…

「うん、分かった」
「ねぇ〜私とはどんな関係?」

私は思い切って聞いてみた。
1時間2時間たっても、その返事は返ってこなかった。
なんか寂しかった。
きっと何にも思ってないんだ…

当たり前だ
私はあんな事をしてしまったから…でも…
あの時は、あーするしかなかった。自分の気持ちがいきばをなくしたから

それでも目は四つ葉のクローバーを探していた。

どの位の時間がたったのだろうか…

「あっ!!!!」

目の先には

幸福の四つ葉のクローバー

私はそれを大事に手にとり呟いた。

「貴方が好きです」