あれからどのくらいの時間がたったのだろう…
私は目を覚ました。

そこには白い天井と皆の顔だった。

「気付いたんだね!!」

口々に言う…

ベットを囲むのは友達と両親だった。
私はとてつもない事をしたのだろう…
してはならない事をした自分でも良く分かってはいる
でもどうしようもなかった…

数日がたち…

「♪♪♪♪♪♪」

メールがきた。

「なんでそんな事をしたんだ!!どうして…」

きっと友達が連絡したのだろう
私は返事をしなかった。
だってまた彼を傷つけてしまったのだから…
もう会う資格も連絡する資格も私にはない

「もう会うのやめよう…」

最後に一言だけ
最初で最後の言葉

「大好きでした」

その言葉を添えて

私は携帯の電源を切った

その夜今までにないくらいに泣いた。子供が母親を求めているような泣き声で

周りもビックリしただろう!!でも我慢出来なかった。破裂しそうな、この気持ち
直接彼に伝えられなかった事
それより、きっと彼を傷つけてしまった事への後悔と悔しさ

私の気持ちは爆発したのだろう。

そして知らないうちに眠りについていた