そんな事を考えていたら
私いなくなればいいんじゃない?

そしたら彼を傷つけなくて、苦しめなくてすむ
私の中に嫌な、考えてはいけない事がよぎった…

身体とお金だけの繋がりが気持ち、心の繋がりになって感情をもった。
月日が流れて、お互いその気持ちに気付いて、
悩み、迷い
傷付け、傷付き

誰もが、いや自分達さえこうなるとは思ってもみなかった。

だから私が消えればいいんだよ!!
彼も分かってくれる
そんな事を考えている

(今まで返事しないでごめんね…貴方を傷つけてごめんね…もう楽になっていいよ。私、貴方の前からいなくなるから)

こんなメールを送った。良かったのか分からないけど
私にとってはサヨナラの意味

「♪♪♪♪♪♪♪」

「何考えてる!!俺は傷付いてなんかいない!傷付いたのは、おまえだろ
俺があんな無理矢理したから…側にいてほしいからずっと!だからいなくならないで」

こんなメールが返ってきた。

「バカだなぁ〜私は…私は…あなたの側いたいのでも、もうそれは出来ないの…ごめんね…
大好きだよ」

携帯を見つめて呟いた。
彼にはけっして届かない気持ち…

私の手には…

そして…
涙を流して…

赤い血が流れていくのを
見つめていた。

そしてゆっくりと横になり
眠りについた…


「大好きだよ」