「身体とお金だけの…」

私はその言葉に
悲しみを覚え
ショックを受けた。

その力、抵抗を言葉をはっしない身体に彼はキスを…

そして無理矢理…
服をぬがし始めた。

アラアラしく胸を揉んだ
ついに…

「こんな事してる人間なんだし、どんな事をしてもいいんだよね?」
「他の人達にもされたんだし、させてたんだから気にしないよね?」

顔からは笑みが消え、まるでその目は光を失って死んでる様だった…

でもその目には悲しい切ない、自分への気持ちのはがゆさに揺れてる目でもあった。

「だから少しだけ我慢して」
「こっちはお金払ってやるんだし好きな事させてよ」

言い終わると彼の手がまた動きだした。
私は何も言えず、抵抗もせず、その行為が終わるのを待った。

ズボンを下ろし、まだ私自身が濡れてないのに入れた。

「痛い…」
「痛い…!!」

私は思わず叫んだ。こんなに苦痛を伴う事だっていう事を知らなかったからだ

でもこの
私の…
この痛みに比べたら…

彼の思ってる
悩み、迷ってる気持ちに比べたら…

我慢出来る痛いなんだ
私のこの痛みは

「ごめんね…」

言葉ならない
聞こえるか、聞こえないかの様な声で
私は言った