桜吹雪

洞窟に入り荷物をおろすと疲れから解放された気分だった。


成行は己暁と叉李の肩に手をかけ


「明日には伯父上の所へ着くだろう。それまで頑張るのだぞ」


「「はいっ!!」」


二人は元気よく返事した。





明日には駿河に着くはずだった。しかし…