話し終わるとその場にいた全員は涙を流した。 義行は妹夫婦の遺体をとりにいかせ手厚く葬った。 その後己暁は養女となり大切に育てられた。 幸せな日々を過ごしていたがたった一人の弟である叉李のことが心配で忘れることはなかった。