「里美!先輩からメール来ない…」


昼休みのときに里美に泣き付いた。



「そのうち返ってくるんじゃない?」



「そうかなぁ…」






あたしはこう見えて(どう見えて?)
凄まじいネガティブ。

悪い妄想は次から次へと浮かぶのだった。





もしかして嫌われちゃったかな

それとももうメール飽きたとか?

それともウザイとか?

それともそれとも…






考えれば考える程、沈んだ。





「あんまり考えすぎるなよ」


ぽんっとあたしの肩に手を置いて、
里美は何かを悟っているように言った。






そうだよね!

考えすぎちゃダメダメ!




考えすぎちゃ…