申し訳ない気持ちでいっぱいだった。 「すみません…」 「気にしないで♪全然平気だし」 …優しすぎる! この時からだろうか。 先輩に対する気持ちが、 大きくなり始めたのは。 「勝ったー!」 無邪気に笑う先輩。 「先輩、強いじゃないですかー!」 「そうだったみたい」 なんて冗談ぽく言うところも好き。 「よしっ。 ウィンドウショッピングでもするか」 シートを降りて、 服を直しながら先輩は言った。 まだ先輩と居れるんだ! それだけで嬉しかった。 「はいっ♪」