「さ、里美ぃー!」


あたしは半泣き状態だった。




「よしよし」


里美によしよしされながら、
先輩に初めてのメールをしたのだった。






《先輩!さやかです
メアド教えてくれて
ありがとうございます♪》




「さやか、きもいー!」


里美は笑いながら言った。



「しっ失礼な!嬉しいんだもん♪」


あたしは幸せオーラを放ちながら笑った。




「あたしもダーリンにメール返さなきゃ」


「もう2年だよね?」


「そうだねー!早いなぁ」