「じゃあ…はいっ♪」 里美が見せてきた画面には… 【メッセージ送信完了】 とだけ書かれていた。 「えへっ」 え、え、えへじゃねぇーーーー! 「どうしよう…」 あたしは呟いた。 「どうしようも、こうしようも…もう送っちゃったし♪」 この里美の清々しい顔といったら… そしてほどなく、メッセージは返ってきた。 里美が声に出して読んだ。 《ごめん。メールはちょっと》