「教授、急いで大学に戻って調査を手伝って下さい!今どこです?」

「今は船にいる。世界一周の旅に出たんだが非常事態だな。」

船に巨大な振動と音が響く。

「教授、今のは何の音です?」

「悪いがマクフライ君、君には一人で調査をやってもらわねばならんようだ。」

「何故?一体なにが?」

「船に隕石が墜ちたようだ。先端に直撃だ。あと1分で沈むだろう。」「そんな…………今すぐ避難を!」

「無理だ…もう手遅れだ……君には世話になったな。一人でも多く隕石の脅威から救ってやってくれ。」

「そんな……教授!教授!」

電話が切れる…

「嘘だ…嘘………なんで………クソ…!」
マクフライ、泣き崩れる。

16時30分、再びニュースが入る。

「臨時ニュースです。今度は中国に隕石が墜ちました。落下地点は今のところ不明ですが、被害が出た模様。専門家たちは、事故との見解を出しています。」