「翔太ー! 日曜日だからっていつまで寝てるのっ!早く起きて掃除ぐらいしなさい!」

「ん〜っ? 分かったぁ
ったくうるせーなぁ」

重い身体を起こし洗面所に向かう。
身体はまだ眠いようだ。
洗面所で顔を洗いスッキリさせ、部屋に戻る。

「んじゃ、机から片付けっかぁ〜。」

ゴミを次々とゴミ袋の中にほうり込んでいく。

そこであるプリクラが目に留まった。

「ん? なんだこのプリクラ?」

そのプリクラには自分と
一人の女の子が写っていたが、イマイチこのプリクラがなんなのか思いだせない。

「なんだ、これ?
あれ? これってもしかして・・・」
「そっか、あれからもう三年も経つのか。今コイツ何してんだろ。

曖昧な記憶を
振り返る。