外から声がした。

オレが殺す!

いや、私が!

僕が!
窓から人が見えた。

数人ではない、数百人はいる。

一人の男性を追っている。


男性はひたすら逃げていたが、やがて捕まりそのまま倒れていた。

殺された……?

まさか…………

瞬間、また画面がでた。
「残念!他の人に殺されてしまいました!次は頑張って下さい!ではごきげんよう!!」
目の前がまた暗くなった。バーチャルではなくリアルで、しかも人を殺すゲームだ。