瑠璃色の世界でキミを抱きしめる~先生、私を愛してくれますか?~


でも


オレは見つけてしまったんだ。


キミをあの日
あの場所で
確かに見つけてしまったんだ。


瑠璃色に輝く世界で踊るキミを――

オレは見つけてしまった!!



止まった時間が動きだす。
止まった風景が動き出す。

色も音もない世界がゆっくりと
未来へと動き始めるための出会い。


キミはキミ。


それは分かっている。


彼女は彼女。


もういない女(ひと)。


それも分かっているのに。